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2017年9月29日 (金)

法隆寺の「大講堂」は唐尺で建てられた

法隆寺の「大講堂」は唐尺で建てられた
―「夢ブログ」の肥さんが外堀を埋めた―[古代史][度量衡][神社・寺院] 

2017923()
法隆寺の金堂・塔・回廊の配置法―隠れていた三つの等距離―
https://sanmao.cocolog-nifty.com/reki/2017/09/post-ba68.html
を、そして同日に
法隆寺は南朝尺で建てられた?!24.6154mは隋・唐小尺の100
https://sanmao.cocolog-nifty.com/reki/2017/09/246154100-32a5.html
を掲載したところ、肥さんがフォローで法隆寺の伽藍配置の図解を
肥さんの夢ブログ(中社)2017924()
法隆寺の伽藍配置の謎の凸型
http://koesan21.cocolog-nifty.com/dream/2017/09/post-022a.html
で入れてくださり、ここで肥さんから次の質問をいただきました。
…………………………………………………………………………………………………………
(1) 発掘調査によると,回廊はもともと大講堂には取り付いておらず,
金堂と五重塔を囲んでいるものであった
   ーーーーーーー
   | 五重塔 金堂 |    ※ 両側に縦線を入れる〔入れてあります〕
   ーーーーーーー
(2) 大講堂を建てることになり,回廊の作り替えが凸型にされた。
(3) 金堂・五重塔・回廊は南朝尺(24.6cm)で作られたものであり,
 大講堂は唐尺(29.4)によるものだった。
つまり,北部九州から移築された(しかも塔と金堂の方位も改変された。部材の墨書きからわかる)
法隆寺に,違う長さの単位の大講堂をくっ付ける際にできてしまったものであった。
というのが凸型法隆寺伽藍の歴史の真相だったということでしょうか?
…………………………………………………………………………………………………………

この質問に対して、私は次のようなコメントを「夢ブログ」に入れました。
…………………………………………………………………………………………………………
(1)(2)(3)のご理解でよろしいかと思います。
ただ、(3)の大講堂が「唐大尺」であるかどうかは、
確かめていません。関心外でしたので。
〔私は、移築が「北部九州から」ということは否定も同意もしていません。〕
…………………………………………………………………………………………………………

すると、肥さんが追跡調査をして、次の記事をブログに掲載してくれました。

肥さんの夢ブログ(中社)2017929()
法隆寺・大講堂の使用尺
http://koesan21.cocolog-nifty.com/dream/2017/09/post-1020.html

その記事中で、次のサイト記事が紹介され、そこの掲載データによって検証してくれました。

北道倶楽部
法隆寺05西院伽藍
平安時代の大講堂 2016.05.12
http://www.ktmchi.com/2016/05/0512-HR05.html
………………………………………………………………………………………………………

〔肥さんの検証〕
これだと,南朝尺では短すぎて該当せず,
(24.5cm×20尺=4.90・・・約5m)
唐大尺だとうまくいきそうです。
(29.6cm×20尺=5.92・・・約6m)
…………………………………………………………………………………………………………

ということで、法隆寺の「大講堂」は唐尺で建てられたと考えて良さそうです。

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コメント

「夢ブログ」の記事のご紹介,ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

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コメントありがとうございます。

肥さんが図解など色々とフォローしてくださるので感謝しています。
今後ともよろしくお願いいたします。

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